サステナビリティ
2019年2月1日那須でワイナリーをつくる
那須のワイナリーでは、ワインを作る工程で発生する葡萄のカスも資源として再利用していく考え方をされています。
農業に触れると、資源という重み、その価値観を改めて考えさせられることが多いです。
建築を考える時はずっと構成や空間性、何でどう作るかにやはり重きを置いていましたが、その使う材料そのものの価値にまで思考が及ぶことは今までありませんでした。
栃木県の那須という、資源が豊富な場所で今の時代のサステナビリティを建築として正面から考えることはどういうことなのかを、改めて考えています。
八溝杉や米蔵として利用されてきて役目を終えようとしている大谷石、それらの資源を構造から再利用していくことを真剣に考えています。
そして現場にはその再利用材がすごい迫力で集まってきています。